困った連中

2011年 12月 31日 ( 1 )




戦争肯定記述に物言い(2)公明に拍手!

前欄「同(1)」からの続きです。

以下は指摘された「祇園町誌」の問題箇所の一部です。
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第九編 戦争と事変
第二節 太平洋戦争

大戦勃発

昭和十二年に勃発した支那事変は、四年余り継続して、かの広大な中国全土の大半を占領下に納め、国民政府即ち蒋介石政権を遂に西部の重慶まで追いつめた。今一息で重慶政権は壊滅し、これに代わる政権が我が国と善隣の交わりを結び、東洋の平和は確保されようとする状態となった。
これをみていた米、英両国は、オランダその他の諸国を誘引扇動して、我が国の勢力をおさえようと相謀り、我が国を取り巻く列国との間におけるあらゆる通商貿易を妨げ、ついにこれ等の各国との文化、経済等国交の一切を断絶に至らしめたうえに、さらに我が国が貿易や経済を交流しようとすれば、撃つぞといわぬばかりに、周辺の各地へ兵備と武器の戦備を整え、我が国を威嚇するに至った。
当時我が国としては、四年有余にわたる戦に多量の物資や武器、兵力を消耗していたのであるから、このうえ彼等各国を相手の戦争に必要な鉄、石炭、石油其の他戦争用品を購入することが出来ない有様となった。さりとて今若し重慶攻撃を中止すればこれまでの戦果は水泡に帰するのみならず、遂に日本が反撃されるかもしれない。そのことは東洋平和の目的が根底から覆されたこととなり、戦争継続は誰が考えても明瞭な事態となったのである。このため天皇はことのほか御心を悩まされ文武百官から日夜事態の成り行きを聞かれ、度重なる重臣会議を行われた由ときく。かくして最後の御前会議においては、このような長年月にわたる戦果と、東洋永遠の平和を犠牲にしていたずらに米英に屈服するべきにあらず、むしろ東洋における米英その他の勢力を放逐するため断乎として戦うのやむなしという事に決し、遂に昭和十六年十二月八日午前六時「大本営陸海軍部発表、帝国陸海軍は今八日未明、南太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」の発表があった。
                         (略)
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これが戦後25年も経た1970年の公的記述であったことはいまだに信じられないほどです。当時の祇園町誌編さん委員会には教育者も含まれていました。無論、町長や議会からの決済承認もとっていました。ちなみに同誌の編集後記には発刊の動機として「小学生児童や中学校生徒の郷土史等の研さんの手助け」(趣意)も挙げられています。
いずれにせよ当局の過ちに気づいた時点での公明党の迅速な対応は当カテゴリーにおいて既述の強制連行関連や戦勝記念碑の有効活用等同様に時代を超えて高く評価できましょう。
今、「某会議」系列にみられるがごとく一部右翼的ロビイスト集団の跋扈により国家主義的な教科書採択の動きもあるようですが、将来も祇園町誌にみられた戦争肯定や歴史歪曲の類が教材化されアジア諸国から「日本は真の友人となりえない」等と侮蔑されるような事態にならないよう心から願ってやみません。公明党にはこの観点も大いに期待しています。

宗教右翼

次欄「「同タイトル(3)」へと続きます。
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by antiracist | 2011-12-31 00:00 | 公明実績等

連中の主張内容とやらについては取り合う必要もありますまい。
by antiracist
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