困った連中

張子の虎の行く末は

出版停止要求@日本会議 の続報です。

ざっと読んでみました。別に右翼陣営内部の内輪もめの所産ではなく直截的な日本会議批判とお見受けしました。出版社についてはおそらくは同じ右派教科書出版で日本会議系も推奨するライバル社の意識からの出版かもしれません。
本の概略については紹介音声
【紹介】日本会議の研究 扶桑社新書 (菅野 完)
こちら御参照

長年、右派新興宗教として知られていた「生長の家」は3代目で政治からの縁を切った環境エコロジー的なものに活動指針に路線を変更しています。一方、従来の右翼政治路線を踏襲する反主流派が主導とされる、保守系政治家や引退公人、他宗教幹部などなどを取り込んだものとしての同会議について立ち上げ前から遡る生長の家内部の右翼活動家らの対立や立ち上げまでの経緯などを取材対象のもと綿密に構築されているものと思われます。

また安倍総理の例の安保政策を支えるとも言われる法学者や民間のシンクタンクの長として、自民党国会議員等への右翼的政策アドバイサーにしてしばし「政権の生みの親」とも自称か他称かは定かではありませんが形容される人物等も公然と路線変更前の当該右派宗教に関与していたことは目からうろこでした。また、よくテレビなどでもたまに見かける名の知れた右翼活動家も若かりし頃は同宗教の学生組織内で活動、頭角を現すも、内部軋轢で結局袂を分かったことなども知りませんでした。

ともあれ私の読書法は流し読みを時を置いて何度も行うことで精読結果に持っていくものです。今後も流し読みを繰り返し、著者の日本会議観を取得できればいいと思います。

私見では同会議は張子の虎。いくら有名人らを取り込んでも所詮は自発的な動員力でもなければ各会員の所属観念も相対的に希薄と考えます。その部分ではおそらく著者と見解は一致しているのではないかとも思っています。

ともあれたいした集票力もないのに政治家らが群がっているのは、一票でも多くもらいたいという政治家本能でありましょう。そこに草創からの同会議構想者たちにして生長の家原理主義者たちが巧妙に付け込んだものが実情ではないでしょうか。
ただし張子の虎は糊塗部の剥離は必定。支援する政権の驕りがあればあるほどそれは急速に進行しましょう。今回の出版への停止要求等々の奇怪な動きはそのことを逆説的に暗示しているのではないでしょうか。
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by antiracist | 2016-06-21 07:11 | 日本会議関連

連中の主張内容とやらについては取り合う必要もありますまい。
by antiracist
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